まーじブログ

言語学の基礎的,専門的な話や政治思想の話などを徒然なるままに.Twitter: @linguisticmerge

精神の安寧の話.

こんばんは.

 

最近視力の低下が著しい(右目が0.06で左目が0.04)上に,何だか風邪気味で,しかも不安や寂寥感でいっぱいなので気分がすぐれない日が続いております(最後の要因が非常に大きいのですが,それについてはこちらでどうぞ).

lennonmccartney122620.hatenablog.com

 

そんな毎日を過ごしていて,もともと患っていた精神病も復活し始めているため,まぁ希死念慮も湧いてきたりするんですが,何とか毎日頑張っています.

精神病については,簡単に説明すると学部生時代に明らかに立場が上すぎる方と大喧嘩をして踏みつぶされたことが原因です.

精神病になってからの一年間は本当に辛かったです.死にたいと思わない日がなかった.夏休みに入院して,学校が始まる少し前に退院をしたんですが,大学もまったく行けず,出席日数が足りないので単位が取れない可能性が高くなり,留年待ったなしのような状況でした.

そんな時に私を一番に救ってくれたのは,やはり大切な家族や友人でした.まぁ,一人暮らしをしていたので家族とはそこまで連絡も取れず(というか,電話やメールが来ても全部無視をしていたので,連絡を遮断していたという方が正確でしょう),本当に家でぼーっとするだけの生活だったんですが,友人が半分無理やり外に連れ出してくれたり,自宅に私を招いて食事をごちそうしてくれたり,一番の親友とその彼女は,わざわざ手作りスイートポテトと私の好きなバンドやミュージシャンのCDなどをくれました.

そうやって心の琴線に触れていくうちに,少しずつ思考も回復し,家でぼーっとする時間を読書に充てるくらいには文化的な生活を営めるようになっていきました.

ただ,精神病のほとんどの誘因は学校にありましたので,相変わらず学校には行けず,単位が取れそうにない状況は継続していました.

そんな状況を見かねたゼミの先生が,毎日のように電話をかけてくださり,「僕の授業は来なくてもいいから,課題論文を読んで毎週レポートを提出してもらってるけれど,それをいつでもいいからまとめて送ってくれればいいよ.卒論もちゃんと書いてね」と言ってくださったり,「僕も昔同じ病に罹ったけれど,そのときにこうしたら気分がすっきりした」というお話をしてくださり,本当に心がすっきりしました.

それだけではなく,私が履修していた授業の先生方と教務の方に私の病状や原因を説明してくださり,そのおかげで特別措置として「(1)学期末試験に来ること.(2)その試験で90%以上の点数を取ることを満たせば単位を与える」という救済を得ることができました.授業に出ていないのに,しかも専門外の授業もあるだろうに,90%は無理だと思われるかもしれませんが,そんなことはありません.精神病に罹患する前まで読書や論文の執筆等で勉強をしていた私にとっては,(2)は簡単で,寧ろ(1)がかなり難しかったです(笑).

そんなわけで,ゼミの先生には感謝してもしきれないほどの思いを抱いております.また学会で会えるといいな.その時は改めて感謝の意をお伝えさせていただきたいです.

 

一度死にたくなるくらいつらい経験をして立ち直った方々というのは,おそらくその経験をするまでは非常に強い精神を持った方々だったように推測されます(私もそうでした).強靭なメンタルを持っている人ほど,何でも乗り越えて,自分の力で解決してきたのでしょう.

しかし,一度「どうしようもない壁」に当たった瞬間に,今まで培ってきた努力や自信,経験などが木端微塵に砕かれてしまうのです.

 

そうなったときにその人を支えられるのは,知らず知らずのうちにその人に日々支えられていた貴方です.

精神病を患っている方を支えるのは驚くほどに簡単なことです.

「僕/私はあなたの味方だよ」

という一言だけで彼らは救われます.

 

そして,彼らが精神病を患う前はすごくたくましい人だったとしたら(こう書くのは,もともと精神が弱く,慢性的に精神病を罹患する方も少なからずおられるためで,そのような方が周りにいないのでわからないことから,無責任なことは書けないためにそういったケースを捨象するためです),病に打ち勝ったとき,より逞しくなって帰ってきてくれます.

一度死にたくなるような経験をした方が地獄から這い上がった場合,誰よりも頼りになっていることでしょう.その時は全力でその人を頼ってください.人に頼ってもらえる喜びも,人を支えることの優しさも,人を頼りたくなる心の弱さも,そしてそれは仕方のないことで,人は一人では生きていけない弱い生き物なんだという事実もその人は誰よりも知っています.

 

私も,様々な人に支えてもらったことを忘れず,その方々に一生をかけて恩返ししていきたいと思います.

また,最愛の彼女が心の支えを希求しているので,自分を犠牲にしてでも支えてあげないとなと,日々強く感じております.淋しいし,連絡が取れない日々が続く間に僕から彼女の気持ちが離れていったらどうしようとか毎日考えてしまうけど(笑).

 

もちろん彼女は私がこんなブログをつらつらと書いていることなんて知りませんので,いつの日か彼女がこの記事に邂逅することがあれば,「へー,そんなに俺と似たようなこと考える人いるんだ!」なんてしらを切ろうと思います(笑).

 

心の優しい皆さんも,意識しないうちに誰かの支えになっていること,それが自分にも還ってきていること,支えてもらえるのは当たり前なんかではなく,誠に貴重で大切なことだということを,ふとした時に思い返してほしいです.

 

それではまた.